『切る』ではなく『切りきる』という感覚。

京都市二条美容室【cirrus】の上田です。

サロンに存在している限り、

毎日、カットに精を出している訳ですが、

『切る』というよりも

『切りきる』

という感覚でカットしています。

すごく曖昧で抽象的な表現ですが、

なんというか、

「しっかりとしたフォルムをGだのLだの切りきる」

とか

「質感を創るのにゾーン見極め削ぎを入れきる」

だとか

「動きを表現する為に最良の量感調整をしきる」

みたいな感覚。

当たり前なんですけどね。


丸いものは丸く創り、

四角いものは四角く創り、

ドライなものはドライに削ぎ、

ツヤっぽいものは、ツヤっぽく削いで、

軽いものは軽く、重いものは重く、軽さの中に重さを、重さの中に軽さを。

指先で捉えた、その一束一本を大事に。

しっかりと切りきります。

それでは。

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