「あなたは何を売っているのですか?」と聞かれたら。
京都市二条美容室【cirrus】の上田義人です。
出かけたりして、知り合った方にたまに聞かれるんですけどね、
「あなたは何を売ってる人ですか?」
なんて事。
前までは、
「美容師です。美容技術を売ってます。」
って答えてました。
なんとなく考え方も色々と変わってきてまして、
ここ1年くらいは、
「心地よい時間を売っています。」
って答えるようになってきました。
多分前までは、技術が全てと思うところがあったんですね。
もちろん技術は大切ですよね。
技術をないがしろにしてて、ここまでやって来れてません。
でも、このキャリアになってくると、
技術力なんてあって当たり前なんですよ。
可愛くしてくれる。
綺麗にしてくれる。
素敵なカラーをしてくれる。
普段でも扱いやすいとか。
だから、それを超えて、
「ご来店された方に、美容技術を用いて、心地よい時間の提供」
ってのが今はしっくりきています。
そこには、
仕上がりはもちろん、
人であり、
お話の質であり、
立ち振る舞い、
掃除、
音楽
空間作り、
色んな要素が存在するんです。
なので、
美容室としてのベース単価は、
1時間あたり〜円という時間単価が出来て、
キャリアや技術力の違いにより、
「ベースの時間単価」+「その美容師の技術料金」=美容室利用料金
という考え方が自然ではなかろうかと思っているんです。
ちょっと考えていくかー。
今日も、「心地よい時間」を売っていきます。
ではー。
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