お客様の周りに存在する人まで見てますか?
京都市二条美容室【cirrus】の上田です。
「ご紹介客様」について。
「ご紹介客様」について。
美容師を続けていると、
「ご紹介客様」っておられます。
主担当しているお客様が紹介してくれるお客様の事です。
紹介して頂けると美容師冥利に尽きると言いましょうか、
やはり嬉しいものです。
技術やヘアデザイン、接客なんかでも気に入って頂けて紹介して頂けます。
が、その紹介してくれるお客様の背景には、どんな人がいるかを想像していますか?
って事が今日言いたい事です。
親や、旦那様や奥様、兄弟、親戚。
お友達や職場の方。
どんな人が目の前に居るお客様を取り囲んでいるかをまでを想像します。
そうすると、紹介して頂く為の行動、技術、言葉が変わります。
後は、熱意。
ヘアデザインにおける熱意。
どれだけしっかりヘアデザインを伝えているかだと思うんですよ。
例えば、相談の結果、前髪を斜めに切るじゃないですか?
丁度良く斜めにカット出来て可愛く切れるとするじゃないですか?
その斜めの前髪が、何でお客様にフィットするか、何でお客様に可愛いのかを伝えてます?
伝えてないとします。
親や友達と会って、
「その前髪良いじゃん!」って言われたら、
その人何て返すと思います。
「斜めの前髪にしてみたのー♪」
…これで会話終了です。
この会話って、美容師どうこうじゃなく、
『斜めの前髪が可愛い』になってるんですよ。
では、何でフィットするか、何で可愛いのかを伝えたとします。
すると、
「その前髪良いじゃん!」って言われたら、
「斜めの前髪にしてみたのー♪担当の美容師さんが考えて切ってくれたのー♪」
って会話の中に『担当の美容師』のワードがでるんですよ。
そしたら、
「どこの美容室行ってんのー?」
「どんな雰囲気ー?」
「料金はー?」
とか、何でも会話が広がっていくんです。
最終的に、
「一回行ってみようかな。」になります。
という、紹介客来店までのストーリーを想像してますかって事。
「紹介して頂く」
ではなく、
「気付いたら紹介してた」
みたいな。
それでは。
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