どんどん「当たり前のレベル」は上がっていく。

京都市二条美容室【cirrus】の上田です。

アドバイスとして、スタイリストを対象に言っている事があります。

cirrusのスタイリストのサロンワークのステージとして、

デビューしたら、
お客様に「入客〜お見送り」まで全部1人でしてもらいます。
まぁ、そうですよね。

でも、だんだん担当のお客様が増えるにつれ、アシストをして貰うようになります。

と言うよりもして貰わなければならなくなります。

お客様をお待たせは出来ませんからね。

この状態を

お客様を「掛け持ち」と表現してます。

そして、だんだんと「掛け持ち」のお客様が同時間帯に増えていき、

そして、同時間帯でも3名4名5名と「掛け持ち」していくのです。

その過程での、

「仕上がり」に対する「当たり前」が上がるって話です。


『1人でキレイに仕上げられて満足度が高い事が、当たり前』
そのままですよね。スタイリストですから。どんなオーダーが来ても処理でき、尚且つクオリティを高く仕上げねばなりません。

『アシストして貰っててもキレイに仕上げられて満足度が高い事が当たり前』
たまに、「全部1人やってたら、もっとキレイに出来たのに」なんて耳にしますが、“掛け持ち”と言う事はそうゆう事。誰かの手が入ってもキレイにしなきゃいけないのです。そうしなければお客様はリピートしてくれずお客様は増えません。なので、指示やどこまで自分がやるかなど、考えなくてはいけません。

『完全に任せていても、キレイに仕上げられて満足度が高い事が、当たり前』
3人とかを掛け持ちしていると、一つの技術に全く関われないという場面も出てきます。例えばカラー塗布を完全に任せる。ドライやブローを完全に任せる。ストレートアイロン操作とかも。なので、明確な指示、的確な立ち回り、細やかなフォローや些細な気付き。常に担当のお客様の施術の進行度合いを把握してねばなりませ。

そして、次は、

『自分が居なくてもキレイに仕上げられて満足度が高い事が、当たり前』
つまり、「教えておかなければならない」のです。自分の技術内容や技術のやり方、その他フォローや、細やかなお客様への配慮の仕方。時間の管理の仕方。色々です。


こんな風に、
『当たり前のレベル』は上がっていくのです。
逆に上記のどこかで、足踏みしてるならその辺りを見直しても良いのかも。

それではー。


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